SAT

SAT(Scholastic Assessment Test)とは、アメリカで設立された非営利組織であるCollegeboardが運営する統一試験であり、SAT Reasoning TestSAT論理試験)とSAT Subject TestsSAT科目別試験)の2種類があります。通常SATといえばSAT Reasoning Testのことを指し、SAT Subject Testsは大学側から求められる場合にSAT Reasoning Testに加え、追加で受験するテストです。

SATを受験する必要性

もともとSATはアメリカの大学進学志望者のための能力評価試験ですが、日本国内の大学でも帰国子女を対象とした入試においてSATの得点を要求する大学が増えてきています。慶應義塾大学では2021年度以降の帰国生対象入試においてカナダの教育制度による出願者に対し、SAT Reasoning TestおよびSAT Subject Tests3科目(総合政策学部・環境情報学部は2科目)の結果の提出を必須としました。また英語で授業を行うリベラルアーツ系学部である上智大学国際教養学部はSATACTIB DiplomaGCEのうちいずれかの統一試験の結果の提出を求めています。トロント在住で、アメリカの大学を志望する生徒はもちろん、日本の大学を志望する生徒にとっても今後ますますSATを受験する必要性は高まってきます。

SATを入試に取り入れている日本の大学】

名古屋大学、山梨学院大学、立命館アジア太平洋大学、テンプル大学、東北大学、東京大学PEAK(教養学部英語コース)、国際基督教大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治学院大学、京都大学、関西学院大学

CollegeBoardホームページより)

 


SAT Reasoning Testについて

Evidence-Based Reading and Writing」(100分)と「Math」(80分)の科目から成ります。与えられたトピックに対し英語で小論文を書く「Essay」(50分)は選択制です。前述した慶應義塾大学の帰国生対象入試ではEssayの得点の提出も必須です。Essayを除き、全てマークシート形式です。間違った解答に対する減点(Guess Penalty)はありません。

 

科目

試験時間

問題数

得点

Evidence-Based Reading and Writing

Reading

65

52

200-800

Writing and Reading

35

44

Math

Math (Calculator)

55

38

200-800

Math (No Calculator)

25

20

合計

180

154

400-1600

Essayを選択する場合は試験時間は合計230分です。

 


SAT Subject Testsについて

MathematicsScienceEnglishHistoryLanguagesの5分野、合計20科目の中から自分に必要な科目を選択し受験することができます。科目は以下の通りです。

 

Mathematics: Math Level 1Math Level 2

Science: Biology (Ecological/Molecular)ChemistryPhysics

English:English

History: U.S. HistoryWorld History

Languages: SpanishSpanish with ListeningFrench French with  ListeningChinese with ListeningItalianGermanGerman with     ListeningModern HebrewLatinJapanese with ListeningKorean     with Listening

 

試験時間は1科目につき1時間、全てマークシート形式で得点は200-800です。Subject Testsは通常、年6回SATと同じ日に同じ場所で受けることができ、1日最大3科目まで受験できます。20科目のすべての科目が毎回受けられる訳ではないので、いつどの科目が受験可能か確認しておくことをおすすめします。SATSAT Subject Testsを同日に両方受けることはできません。

試験日時や科目の詳細は以下のCollegeBoardのホームページをご確認ください。

https://collegereadiness.collegeboard.org/sat-subject-tests/register/test-dates-deadlines