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校長記事‐根の深い木 7‐

カナダ・トロント ノースヨークセントラルアカデミー ブログ

言うまでもなく、語彙力のある子ほど国語では有利です。語彙数が少ないと長文問題を読むことも説明を聞くことも問題文を読むこと自体も難しく感じます。読解力以前に語彙力でつまずいてしまっている子もいます。語彙力を後回しにするのは得策ではないということです。教科にかかわらず語彙数を獲得させるアプローチが必要で、その指導をどこかで盛り込まなければなりません。

語彙の獲得は容易ではありません。海外で生活していれば尚更です。

読む力、聴く力、話す力、書く力は語彙力によります。思考力、想像力も語彙力を基礎とします。

子どもたちにとって、ことわざや四字熟語の学習は実は難しいものはでありません。周りの大人が機会があるごとにことわざや四字熟語を使い続けるのがコツです。言葉を知ることで言語感覚が優れていきます。しっかりと知識として身につければ読解力も付きます。慣用句は体の部位の含まれているものがよく出題されるので優先して覚えるのもいいことです。

・足が出る・足もとを見る・足が棒になる・足を洗う・二の足を踏む

・顔が広い・顔に泥をぬる・顔から火が出る・顔を立てる・顔向けできない

・歯が立たない・歯に衣を着せぬ

・肩で風を切る・肩で息をする・肩の荷が下りる・肩を並べる

・腹が黒い・腹が立つ・腹わたがにえくりかえる・腹をすえる・腹を割る

・鼻が高い・鼻であしらう・鼻につく

結構使う機会はあるはずです。なくても毎朝、1つずつ「今日使う慣用句」を決めておいて、使える状況を意図的に作って教えるという方法もありますね。