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校長記事‐根の深い木 25‐

新年明けましておめでとうございます。

教育改革は来年2020年から本格化します。

日本では平成元年に生まれた人たちが働き盛りを迎え、そして元号が改まります。

教育改革の影響を受ける今の子どもたちは、22世紀まで生きて、そしてこの子たちの次の世代が、22世紀を創っていきます。

大量生産消費社会の中で、GDPを増やす、個人所得を増やすということが各国の課題だった時代から、その負の側面が大きな課題となり、各国が協働して解決することに価値がシフトしていきます。

デジタルテクノロジー、人工知能、ロボット、バイオテクノロジーなどの科学技術が飛躍的に加速し、同時に、労働力の需給においては国境というものがなくなっていきます。

日本は、どのようにグローバル化して行くことになるのかが、教育改革に左右されていきます。この改革の意義の大きさと子どもたちの意識には大きな期待がかかっています。

私の世代にとっては、「未来」の話は幻想に近い空想だったのですが、そのほとんどが実際(現代)に目の前に起きていることとその進化のスピードには日々、驚くばかりです。

「末は博士か大臣か」と子どもを見てきた大人たち、「この勉強が社会に出て役に立つのか立たないのか」と疑問を感じた子どもたちも、これからの世界、地球を考えれば、主観も客観もあまりにも矮小に思えます。

10年前の産業が今とどれほど違うかを振り返り、これからの10年も同じぐらいの変化があると想定するなら人類には人類にもわからないほど無限の可能性がり、何が役に立つかなんてわかるはずがありません。

すべての学問を現代社会は受け入れている気がします。

子どもたちへの期待を私たちのエネルギーとして、子どもたちへのリスペクトを念頭に全力指導に当たる所存です。

 

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。