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新しい学び‐根の深い木 98‐

 

コロナ禍においては、様々な業種が各社独自のオンライン化の取り組みを行いました。教育業界も授業も録画済みのものを配信するだけではなく生放送での集団授業を提供するところも増えました。学校が休校のさなかにあっても、新たな学びに触れる子どもたちが増えています。進学塾では今後、オンライン教育の最適化が進んでいくのかも知れません。生徒にとっては自分の部屋で落ち着いて勉強ができますし、保護者にとっても送迎の負担がないのは嬉しいことです。

すべての生徒が完璧に満足する授業形式を行うことは難しいとしても、いろんな選択肢があるということが良いのだと思います。いずれにしても、教育は、何があっても立ち往生してしまわないようにしなければいけません。過去に経験したことのないレベルでの、自粛要請に、私たちは直ちに最適な対応を行うことはとても難しく感じましたが、できる範囲でより良い対策を模索しました。

結果的には時代の変化に合わせたのではなく、危機管理としての新しい授業スタイルの構築と捉えています。

また、生徒自身にとっては、子どもの時から自国の将来や世界の未来に危機感を持つがゆえに「世界を舞台に活躍したい」というマインドが養成され、世界のどこへ行っても生きていける力のある人材が輩出されるようになることを期待できます。

高学歴を得ることや世間からの評価のために学ぶのではなく、真のエリートとして、国際的な危機感に基づいて勉強するというのも素晴らしく大きな動機です。

コロナウィルス禍はそのことを私たちに強烈に突きつけてきているのかもしれません。しかし、問題解決力は問題が起きて初めて発揮する能力です。大人も子どもも、結束して、みんなで乗り越えるべき試練です。